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この記事は、ストリップチャット(ストチャ)に対応した事務所であるChouChou(シュシュ)が書いています。 記事の最後に、当社の相談窓口の案内を含みます。
キャバ嬢と配信者(チャットレディやライバー)の仕事は、よく似ています。どちらも、初めての人に話しかけ、また来たいと思ってもらう仕事です。
この記事では、銀座のママや売れっ子キャバ嬢が実際に話している言葉を集めました。そのうえで、配信ならどう置き換えるかを書いています。ライバーの話も、キャバクラと同じことを言っているものは並べて載せました。
引用している言葉は、すべて元の記事を開いて確かめたものです。確認日は2026年9月29日と10月2日です。
なお、キャバクラと配信には大きな違いが2つあります。
- 配信では、相手は文字で返してくる。打つ時間がかかるうえ、映像や声も少し遅れて届きます
- 配信の一覧には、配信者がずらっと並んでいる。お客さんは、ほかの部屋にすぐ移れます
この2つを頭に置いて読むと、置き換え方が分かりやすくなります。
1. 最初の一言は、ツッコみたくなる一言にする
入ってきた人への最初の一言は、残ってもらえるかどうかに大きく影響します。
ライバーのゆうこすさんの話です(Livetimes)。挨拶が暗い、テンポが遅い。それだけで「やめとこうかなとなる」と話しています。本人の挨拶は「こんにちは!モテるために生きてる主婦のゆうこすです!」。思わずツッコみたくなる形です。
エンリケさんは、キャバ嬢時代にかしこまった挨拶をやめました(R25)。「エンリケで~す! 待っとったがや~。元気ぃ?」と名古屋弁全開で迎えたら、指名が増えたそうです。
配信なら:挨拶は、コメントをもらうための入り口と考えます。ただし、方言や地元の話は身バレ(配信者の正体が知り合いにばれること)につながります。ツッコミどころは、好きなものや今日の格好で作る方が安心です。
2. 「どうして来てくれたの?」から、好きな話を探す
エンリケさんは、初めてのお客様にまず「今日はどうして来てくれたんですか?」と聞いていたそうです(R25)。答えの中に好きなジャンルのヒントがあり、好きなことになると口数が多くなるからです。そこを掘り下げます。
自分が詳しくないことは、「生徒になったつもりで」教えてもらう、とも書いています。
会話の研究にも、近い結果があります(Huangほか 2017)。相手の話を受けて質問を重ねる人ほど、相手に好かれていました。ただしこれは、1対1の会話やスピードデートの研究です。配信と同じとは言えません。
配信なら:「何きっかけで来てくれたの?」「どこの国から?」のように、文字ですぐ答えられる形で聞きます。返ってきた答えに、もう一つ聞き返します。
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ChouChouの公式サイトを見る3. 2回目に来た人には「前回の話の続き」から
大事なのは、初めての自己紹介より2回目です。キャバ嬢もライバーも、同じことを言っています。
銀座「クラブ由美」の伊藤由美ママは、2年ぶりのお客様でも「前回の話の続きから」話すそうです。ネクタイや天気の話は記憶に残らない、とも話しています(LIG)。
SHOWROOMの篠原夢さんも、「1度目に入室してくれた時の自己紹介も大切ではありますが、それよりも2度目にお会いした時に『またきてくれてありがとう』が言えるかが鍵だと思います」と書いています(SHOWROOM公式note)。
配信なら:来てくれた人が部屋の中で自分から話してくれたこと(趣味や好きなもの)を、メモしておきます。次に来たときに「この前の〇〇、どうだった?」と続きから話せます。メモするのは、相手が自分から話したことだけにしておくと安心です。
4. 入ってきた人に「今〇〇の話をしてたの」と一言
常連さん同士の話が盛り上がるほど、初めての人は入りにくくなります。
銀座の日髙利美ママは、話に入れていない人に今の話の背景を先に伝えるそうです(まぐまぐニュース)。たとえば「いま話していた人は○○さんの会社の方で」と。
Pocochaの公式サイトにも、同じ話が載っています(Pococha公式)。常連さんに「初見さんが来たらみんなで意識を初見さんに変えて盛り上がって」とお願いし、自分も「今〇〇の話をしてたんです〜!!」と声をかけるようにしたら、配信枠は劇的に変わったそうです。
配信なら:入ってきた人の名前が見えたら、今の話題を一言で伝えます。常連さんの個人的な話を、みんなの前で広げすぎないことも一緒に意識します。
5. 「宿題」をもらって、次に来る理由を作る
銀座「ル・ジャルダン」の望月明美ママのセミナーの報告です(JOYSOUND)。お客さんは1回の来店で、5〜6枚の女の子の名刺をもらうそうです。その中で覚えてもらう手の一つが「宿題をもらう」です。お客さんの好きな本・映画・食べ物を、女の子も体験しておきます。
ストチャの一覧に配信者が並んでいるのも、名刺を何枚ももらう状況に近いと、私たちは考えています。
配信なら:好きな映画やアニメの話が出たら、「次の配信までに観ておくね、感想言うね」と約束します。次に来たときに話すことが1つできます。約束は、守れる量だけにしておくのが安全です。
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ChouChouの公式サイトを見る6. 失礼なコメントは、笑顔で返して自分のペースに
愛沢えみりさんの企画で、「写真と違う」と言われた一条響さんは「初めて言われた!良い方(に違うん)ですか?」と返していました(ユーチュラ)。見ていたえみりさんは「途中からペース変わってひびこの話を聞いてた」と話しています。まとめは「なに言われても笑顔」「パッと返せるところ」でした。
元キャバ嬢のマンガ家、茅原クレセさんの話です(文春オンライン)。「そんな『常識外れ』な客でも、ふわっと受け止め、うまくあしらえるのが一流のキャバ嬢さんなのかなと思います」と話しています。ライバーの桜川シュウさんが挙げていたのは、「アンチを煽らない」ことです(現代ビジネス)。
配信なら:ここはキャバクラと違うところです。何度も続く荒らしに、笑顔で付き合う必要はありません。配信サイトには、コメントを見えなくしたり、部屋から外したりする機能があります。笑顔で返すのは、一度きりの失礼までにします。
7. 連絡先を聞かれたら、本当の理由ではっきり断る
伊藤由美ママは、断るときは「あいまいにしないこと」が基本だと書いています(プレジデントオンライン)。「大丈夫」や「結構です」は真逆の意味にも取れるので、はっきり断る場面には向かない、という理由です。
伊藤ママが「いちばんよくない」と書いているのが、「ほかの予定があって」とウソの予定で断ることです。ウソはどこからバレるかわからない、と。
配信なら:連絡先の交換を求められたら、本当の理由をそのまま言うのが一番楽です。私たちの事務所では、お客さんと連絡先を交換しない決まりにしています。なので「ルールで交換できないの」と言えば済みます。本当のことなので、何度聞かれても同じ答えを使えます。
8. 連絡の量は、自分の性格に合う方を選ぶ
売れているキャバ嬢でも、連絡のやり方は正反対だったりします。
愛沢えみりさんは営業電話で「1日15組とか呼んでたからね」と話しています(メゾンドボーテ)。「行かねーよ!」と言われても、「いやいや、またまた。待ってるねー♪」と返していたそうです。
一方、六本木のきほさんは正反対です(モデルプレス)。「連絡がすごく苦手なので、限られたお客様と長く連絡を取ることが多くて」と話しています。出勤は大体月2〜3日で、それでも17ヶ月ほど連続でNo.1だったそうです。
配信なら:告知を広く出して新しい人を呼ぶか、常連さんに絞ってサイト内のメッセージを濃くするか、です。私たちの事務所では電話やLINEでの連絡はしませんが、どちらのやり方もサイトの中でできます。自分が続けられる方を選んでください。
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ChouChouの公式サイトを見るキャバクラになくて、配信にあるもの
最後に、キャバクラの話をそのまま持ち込むと合わないところを2つ書いておきます。
話したら、数秒待つ
対面の会話では、間があくと気まずく感じます。配信では逆です。見ている人は文字を打って返すので、打つ時間が要ります。
私たちの事務所では、テンポよく話していても、話した後に数秒は間をあけるよう伝えています。話し終わってすぐ次の話に入ると、打とうとしていた人が送るのをやめてしまうことがあるからです。配信で黙っている数秒は、コメントを待っている時間です。
チップ(投げ銭)に「ごめんね」と返さない
チップとは、見ている人が配信者に送るお金のことです。
TikTok LIVEの桜川シュウさんは、ギフトをもらったときに「ごめんね」と返さないそうです(東洋経済オンライン)。申し訳なさから出る言葉でも、それならお金を受け取らなければいいのに、と思わせてしまうおそれがあるからです。代わりに、笑顔でお礼を返しているそうです。
大きいチップほど恐縮してしまう人は、返す言葉を先に決めておくと言いやすくなります。
まとめ|キャバクラの言葉を配信に置き換える
| キャバ嬢・ライバーの言葉 | 配信での置き換え |
|---|---|
| ツッコみたくなる挨拶 | 好きなものや今日の格好でツッコミどころを作る(地元の話は避ける) |
| 「どうして来てくれたの?」 | 文字ですぐ答えられる形で聞き、答えにもう一つ聞き返す |
| 2回目は「前回の話の続き」 | 相手が自分から話したことだけメモしておく |
| 今の話題を一言で伝える | 入ってきた人に「今〇〇の話をしてたの」 |
| 「宿題」をもらう | 「次までに観ておくね」と、守れる約束を1つ |
| 失礼なことにも笑顔で返す | 一度きりなら笑顔、続く荒らしは機能で外す |
| 本当の理由ではっきり断る | 「ルールで交換できないの」 |
| 連絡の量は性格で選ぶ | 告知を広くか、常連に絞って濃くか |
キャバクラの会話術は、配信でもかなりそのまま使えます。違うのは、相手が文字で返すことと、ほかの部屋にすぐ移れることです。まずこの2つを置き換えて考えると、銀座のママや売れっ子の工夫は配信の部屋でも役に立ちます。
参考にした研究
- Huang, K., Yeomans, M., Brooks, A. W., Minson, J., & Gino, F. (2017). It doesn’t hurt to ask: Question-asking increases liking. Journal of Personality and Social Psychology. doi:10.1037/pspi0000097(要旨で確認)





